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村上正樹物語<新版>No8

  • MY
  • 2019年8月16日
  • 読了時間: 1分

そんな怠惰な毎日を過ごしている時、寮の隣部屋の課長が見かねて「村上君、いつまでこんな生活をしているんだ?」と言われ、本を渡されます。これがピーター・ドラッカーの「断絶の時代」だった、そしてその衝撃。「アメリカに行こう」村上覚醒の瞬間でした。

遊んでいただけの日本の大学生活、こんないい加減なことでも恐らく適当に昇進して、せいぜい専務か常務で終わる人生で良いのか?

アメリカの大学できちんと学び直したい。そこから彼の留学を決定づける事が起き始めます。仕事さえきちんとやれば文句無いだろうという、日本企業の伝統的な日本人労働者には理解出来ない行動を始めます。自分のルーティンワークを早々に終えると、ひがな机で英字新聞や洋書を読んで、辞める決心は内緒にしながら、せっせと留学の準備をする日々。そりゃ上司からすれば気に入らないでしょう。変人扱いで疎まれる存在となっていたのは無理もありません。


 
 
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